Tomo/友:物語で結ばれる心
〜ティーンのための日本ゆかりの短編集〜
(原題:
Tomo: Friendship Through Fiction—An Anthology of Japan Teen Stories)
編集/序文:ホリー・ト厶プソン
発売日:2012年3月10日
仕様:ソフトカバー;
21.6 x 14 x 3 cm ;384ページ;挿絵
出版社:Stone
Bridge Press
ISBN:
978-1-61172-006-8/eBook ISBN: 978-1-61172-518-6
価格:14.95
USドル/16.50カナダドル
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2011年の東北大震災からちょうど1年。その日に合わせて、この短編集は出版される。世界中の十代の若者に日本をより身近に感じてもらうとともに、長期にわたって東北の救済活動に寄与することを目的として企画されたものです。
Tomoは、日本を舞台にしたまたは日本にゆかりのある、ヤングアダルト(12歳以上)向けの短編集で、小説のみならず散文、詩、コミックといった様々な形体の作品を含む36編を収録しています。そのうち、10作品は日本語原作を英訳したもの、26作品が日本に縁を有する世界中の作家から寄稿されたものです。読者は、友情物語、ミステリー、ファンタジー、SF、歴史物語など、それぞれ個性的なストーリーを通じ、日本と触れ合うことができるでしょう。
Tomoは「心を物語で結んでいく」。これによって世界中の読者に日本の話を届けようとしています。またその収益で2011年3月11日の地震と津波で被災し、家を失うなどした若者たちを支援します。本書の収益は先ず、特に甚大な被害を受けた地域に住む子どもたちの教育費(大学入試費用、入試会場への旅費など)の供給、進路相談や個別指導、高校生向けの外国語教育をひろくサポートする日本NPO法人Hope
for Tomorrow (明日への希望/ hope-tomorrow.jp)へ送られ、2017年から日本NPO底上げ(sokoage.org/)へも送られ、2018年から日本NPOペンギンズアート工房(www.penginscafe.jp)へも送られ, 長期支援に直接役立てられます。長期支援に直接役立てられます。
本書の寄稿者の一部です。(括弧内はこれまでの代表作)
安房直子 (『花豆が煮えるまで』)
デビー・リドパス・オヒ Debbie
Ridpath Ohi (I’m Bored)
柏葉幸子 (『つづきの図書館』)
片川優子 (『佐藤さん』)
鎌田スザンヌ Suzanne
Kamata (The Beautiful One Has Come)
木村裕一 (『あらしのよるに』)
アラン・グラッツ Alan
Gratz (The
Brooklyn Nine)
斉藤隆介(『モチモチの木』)
グレアム・ソールズベリー Graham
Salisbury (『その時ぼくはパールハーバーにいた』)
高野史緒 (『時間はだれも待ってくれない』『架空の王国』)
ライザ・ダルビー Liza
Dalby (『紫式部物語』
上・下)
知里幸恵 (『アイヌ謡集』)
徳永ウエンデイ Wendy Nelson Tokunaga (Love
in Translation)
タク・トヨシマ Tak
Toyoshima (新聞連載コミック Secret
Asian Man, syndicated comic)
梨屋アリエ (『夏の階段』『シャボン玉同盟』)
アンドリュー・フクダ Andrew
Fukuda (Crossing)
藤野恵美 (『七時間目のUFO研究』『わたしの恋人』『ぼくの嘘』)
デニ・Y・ベチャード Deni
Y. Béchard (Vandal Love)
宮沢賢治 (『注文の多い料理店』『銀河鉄道の夜』)
など
『Tomo
』のブログtomoanthology.blogspot.comには、本書に関連するイベント、寄稿者インタビュー、本書の収益がどのように東北の中高生を支援するかなどについての情報が掲載してあります。
日本に長く住む『Tomo』の編集者、ホリー・トムソンは自らもヤングアダルト小説の児童書作家であり、大学講師として英文ライティングなどを教えています。最新作の散文詩小説
Orchardsは、2012年のアジア太平洋アメリカのヤングアダルト文学賞(APALA
Asian/Pacific American Award for Young Adult Literature)を受賞し、全米図書委員会YALSA/ALAの2011年度のベストブックスにも選ばれています。さらに、Society of
Children’s Book Writers and Illustrators の東京支部長を務めています。詳しくは
www.hatbooks.com
をご覧ください。
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お問い合わせ先
何かご質問等がございましたら、件名に「問い合わせ」とご記入の上 tomoanthology (at) gmail.com 宛に頂ければと思います。